雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

モラ夫に吐いた嘘

連休中に

「焼肉に行かないか?」と

モラ夫が誘ってきた。

 


大都会の真ん中なら

一人焼肉、一人しゃぶしゃぶも

珍しくなくなってきたのかもしれないが、

さすがに地元の焼肉屋に一人で行くのは

いくら単独行動が好きなモラ夫でも

無理なのだろう。

 


株か何かで小金が入ったのかも。

誘っておきながら

支払いは家計から?かもしれないし。

 


焼肉は嫌いじゃないし

たまには行きたい。

が、お酒も飲まないモラ夫。

飲めないのだが。

娘も飲めない。

ひたすら肉を焼き、

ハイペースで食べて

自分がお腹いっぱいになったら

「帰ろうか」と。

なんせ慌ただしくて自己中なモラ夫。

 


周りのテーブルを見れば

お肉を焼きながら

雑談に興じて笑い声が絶えない感じ。

ただ空腹を満たすのにひたすら肉を焼き肉を喰らうなら

孤独のグルメ」でいいじゃないか。

 


それでも夕飯の支度を休みたい時や

ひたすら肉を食べたい時もあり

たまに焼肉に行きたいとも思う。

 


が、今回はなんとなく気が進まなかった。

コロナ以降、焼肉に行っていないから

行かないことに慣れてしまったのもある。

娘も同じように感じたらしい。

娘はもっと理論的で、

同居家族だし、感染もへったくれもない。

モラ夫は2回接種済み、

私と娘も1回目は接種済みだ。

モラ夫が主張するように

焼肉屋はテーブルの練炭の真上に換気扇があるので

換気はバッチリかもしれない。

 

が、今まで通った印象では

大人数でお酒を飲みながら

わちゃわちゃと食べる人が多く

さして広い店内でもなく。

 


大阪府には蔓延防止措置発令中で

お酒の提供をしているのか

何時まで営業しているのかもわからない。

 


今までも予約もせずに出向き

満席で諦めたこともあった。

 


予約できるんならしといて欲しいというモラ夫。

 


モラ夫が出かけていた隙に

なんとなく行きたくないと意見が一致した私と娘。

娘は正直に気が進まないので、

またの機会にと言おうと言ったが

嘘をつくのはちょっと嫌だったが

「予約電話したが満席だった。

今は時短営業してるようで、

この連休中はずっと満席らしい。」と言った。 

罪のない嘘だよね?

 


お詫びに?スーパーでちょっと良いお肉をたくさん買ってきて

焼肉にした。

ホットプレートで焼いてもあんまり美味しくないし

部屋中臭うので

フライパンで焼いてお皿に盛り付けた。

焼肉屋の炭火のようにはいかないが

久々に私もアルコール入りのビールを飲んだ。

ご飯は焼肉屋のようにおにぎりを作り

いただき物のネギ味噌を塗って焼きおにぎりにした。

充分だよね?