雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

名前と顔

名前と顔をちゃんと覚える人は

リーダーになれる。

私はそう思っています。

 


今まで、たくさんの合唱団に入ってきたし

いろんな指揮者やボイストレーナー出会いました。

合唱以外の習い事もです。

いくつもの団に指導に行き

数多い団員と接している指揮者でも

全ての団の団員の顔と名前をきちんと覚えてる指揮者は

やはり素晴らしい人が多かったです。

逆に大した人数でもないのに

ちっとも覚えなかったり、いつも間違えるような指揮者は

クセモノやニセモノ、二流な人が多かったです。

 


5年近く通っていた、女性専用フィットネス。

コーチが苗字ではなく名前で呼ぶことが有名です。

毎月何十人も体験やお試しキャンペーンに来るし

殆どが入会します。

そしてやっぱりたくさん退会します。

会員は予約もなしに月に何回でも通い放題。

大体来る時間が決まった人もいますが

朝から、午後から、夕方に来たり、

まちまちな会員も多いです。

服装も毎回違うし名札などありません。

それでもどのコーチも完璧に名前を間違えません。

 


先日のパッチワーク。

雛子に

「佐藤さん」ではなく「伊藤さん」と

(全て仮名)呼び続けた先生。

まぁ、いいや、大したことではないし

わざわざ訂正して先生の説明を遮ることもない。

私に言っているのはわかってるし、黙っていました。

たしかに佐藤も伊藤も武藤も、

佐渡も佐伯も佐々木も

珍しい名前ではないし、似た名前の人も多かったんです。

 


帰宅後、先生からわざわざメールがありました。

何かと思ったら

「今日、ずっと雛子さんのことを、佐藤さんではなく伊藤さんと間違えて呼んでしまってました。

ごめんなさい。」と。

わざわざそんな。

恐縮してしまいました。

 


でも、先生と呼ばれ、前に立つ限り

名前を覚えられないのは三流なんでしょうか。

 


そう言う雛子自身は全くダメです。

 


しかも実はこのパッチワークのもう1人の先生、

気まぐれに始めたダイエット教室のメンバーで、

何回か一緒にフィットネスをし、

言葉も交わしていました。

パッチワークの見学に行った時

「どこかでお会いしましたよね?」と言われてもわからず

1回目のパッチワーク教室で

「ダイエット教室に行ってますよね?」と言われて

よーく考え、ようやく気付きました。

 


そのくらい鈍いんです。

言い訳するなら、

ダイエット教室ではお互いジャージ、

パッチワーク教室では相手はリーダー先生ですから、

同一人物と思えなかったんです。

ま、言い訳です。

 


雛子は人の上に立つ器では絶対ない!

断言できます。