雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

陽の当たらない家

少し前にずっと気になっていた

サンキャッチャーなるものを買った。

 

窓際に吊るすと部屋一面にプリズムが。

蛍光灯の光でも光る。

 

・・・と実物を見せてもらって買った。

 

さて我が家に帰り

どこに吊るすか考えた。

適当な場所がない。

いい場所があっても吊るすのに適したところがない。

たとえそこに吊るしても殆ど入らない部屋。

もしくは頭に当たりそうで邪魔になる。

 

太陽の光は諦めて

蛍光灯でキラキラを期待しよう。

リビングでもなかなかしっくりくる場所がない。

 

よくよく考えたら、

我が家の間取りは

普段人が入らない仏間や客間は日当たりがよく

リビングや台所は薄暗く

昼間でも電気をつけなくては居られない。

気温も一番寒く、

リビングにいて寒いからとその感覚の服で出かけると

外は暖かくて暑い。

 

まだ舅姑と二世帯同居していたときは

生活場所が2階だった。

2階は日当たりが良すぎ

暑くてたまらなかった。

 

サンキャッチャーはなかなか威力を発揮できないまま

所在なげにとりあえず台所に。

プリズムどころか、光もしない。

我が家は日が当たらないってことか。

これからも薄暗い日陰の人生を歩むんだな。

サンキャッチャーに一筋でも光を見る日はやってくるのか。