雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

消防車と救急車Σ(゚д゚lll)

先日のこと。

娘を駅まで送って行く時に

近所のたばこ屋さんを通りかかったら

消防車と救急車がきていた。

ジャッキのような工具を持つ救急隊の人。

近くで携帯で話している人。

 

あれ?なんかあったのかなあ?

 

たばこ屋さんにはおばあさんがひとりで住んでいる。

ご主人のおじいさんは既に亡くなった。

私より10歳かくらい若い娘さんがいて

昔はよく小さい子供を連れて帰ってきていたのを見たが。

 

たばこ屋のおばあさんに何かあったのか?

 

とりあえず娘を駅まで送り

戻ってきたら

消防車も救急車いなくなっていて

たばこ屋さんのシャッターは閉まっていた。

 

気になりつつも聞きにもいけず。

 

うちの近所は高齢化過疎化がすすみ、

自治会も代替わりや高齢を機に抜けるところも増えた。

15年くらい前に組長をした時は12軒あったが

5年前に組長をしたら7軒になっていて、

今では組長はできないが入っているという2軒と

あと3軒だけだ。

今年の組長は任期満了の年末に抜けるという。

 

おまけにうちの辺りは町会の境界線で

隣や向かいは別の町名になり町会も違う。

 

車に乗って外出すれば

近所だといっても顔も合わせず、ということもある。

お向かいは町会もちがうが、

知らないうちに気付くと空き家になっていた。

 

たばこ屋のおばあさん、

気になりつつわからないままだったが、

数日前に娘がバスで出かける時に通ったら

たばこ屋の店先で座って店番していた、と。

 

そして。

今朝ゴミを捨てにいくときに

たばこ屋のおばあさん本人にばったり出くわした。

お互い、ゴミを捨てにきた早朝、

マスクもしていなかったので

いつもなら歩く会釈してそそくさ家に入るが

思い切って聞いてみた。

 

おばあさん、両足とも人口股関節を入れているそうで。

その日も粗大ゴミを出そうとしたら玄関先で転び。

痛くて動けなくて。

たばこ屋の前の自販機に買いに来た人の気配をかんじ

大声で助けを求めたのだとか。

 

あの日、携帯で電話していた人が

その助けてくれた人だったようだ。

 

救急車が来たものの動けなくて、

たばこ屋さんのシャッターをこじ開けて助け出すのに

消防車でレスキューが来ていたらしい。

 

病院に運ばれたものの、

人口股関節脱臼だったので

キュキュっと脱臼を治してくれたらおしまい。

はい、帰って、と入院することもなく

タクシーで帰ってきたらしい。

 

本当によかった。

 

一人暮らしって、やっぱり怖いなあ。