雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

姑の親戚から筍をいただきました。

ちょっと留守をしている間に

玄関先に置いてありました。

 

姑も姑の妹も既に亡くなり、

それでもわざわざ筍を持ってきてくださることに

感謝することはあれど

文句を言ってはバチが当たります。

わかっています。

でも言わせてください。

 

モラ夫の一族は

ミカン山がある親戚や

桃畑がある親戚、

筍が生える山がある親戚、

もちろん米農家や花農家の親戚もあります。

姑が亡くなり、随分付き合いはなくなってきました。

 

以前からとにかくへんなんです。

まだ結婚して浅い頃、

姑が私の実家に送りたいからと

桃やみかんを親戚に頼むことがありました。

それで直接実家に持っていってくれたり

うちに届けてくれて私が持って行くのですが

いつもB品並みなのです。

姑はお金を払わず貰ってくるのかというと

そうではなく、

何やら封筒にお金を入れて渡しています。

多分姑のことだからかなり色をつけて渡しているはずです。

 

一箱はうちに、

もう一箱を実家に、と

実家には箱にのしをつけてあるのです。

 

箱だけ見たら贈答用の一級品かと思うのですが

実家から実物をみせてもらうと

不揃いはもちろんのこと、

萎びていたり

みかんはカビていたり、

桃も傷ついています。

 

うちには「不揃いよ」とくださるのですが

そっちの方が余程良いものです。

たしかに不揃いですが、美味しいものです。

 

かと言って、実家にはこんな酷いものが、

と姑にも言えず

実家はいつもただお礼だけを言っていました。

 

最初はうちにもらった不揃いと

実家の分を、入れ間違えたのか?

あるいは、のしをかけ間違えたのか?

と思ったのですが

毎回毎回そうなので

これはもうわかってそうしているのだな、と。

 

今日の筍も5本皮付きのままでした。

もちろん、筍は皮を剥いたら呆気ないもの。

5本頂いても、如何程もありません。

しかし、我が家は農家ではないのを知りつつ

米糠もいれておいてはくれないし、

夕食の米の研ぎ汁と少しのお米を入れて下茹でしましたが。

もう少し早く掘れば良いのだろうけれど、

かなり硬くなっていました。

一番大きなものは竹になってきていて

硬くて皮も剥けず

包丁も入りませんでした。

 

残りはなんとか若竹汁に。

 

頂いたのとほぼ変わらないカサのゴミが出ただけでした。

 

こんな文句を言ってはいけませんね。

どんどん自分が嫌な顔になってきます。