雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

お一人様・保護犬カフェへ行く

ちょうど2年前にずっと気になっていた

保護犬カフェへ

行ってみました。

 

物心ついた時には家には犬がいて

結婚するまで犬を飼っていました。

とはいえ、野良犬を拾ってきたり

知り合いの家で子犬が産まれてもらってきたり

番犬として庭で飼っていました。

散歩は私の担当で可愛がっていました。

 

嫁ぎ先には犬は居ませんでしたが

自己中舅が突然血統書付きの豆柴を飼い始めました。

舅以外は触らせてもらえなかったけれど、

姑や夫は犬嫌いだったようだし、

息子や娘もあまり興味を示しませんでした。

世話していた舅が認知症になり

世話されるようになり

豆柴の世話は私が引き継ぎました。

同時期に舅と姑が入院や施設入所を繰り返し、

息子や娘は受験で

モラ夫は面倒なことは見ざる聞かざるを貫く人なので

私は疲労困憊しながらでした。

犬は散歩の時間を決めると、

賢いので時間になると催促して吠えたりします。

そんな状態で散歩もしんどかったので

早朝に行ったり、まっ昼間、夕方、夜遅く・・・と

時間を決めずに

24時間以内にアトランダムに行きました。

その豆柴は、舅が亡くなると後を追うように亡くなりました。

 

介護も子育ても落ち着き、犬を飼いたいと思いましたが

モラ夫は自分の車やオーディオが何より大事。

絶対に首を縦に振りません。

仕方ありません。

 

保護犬カフェで犬たちに癒されたくて

だいたい週に1回くらい通っています。

ワンドリンク代は寄付になるし、

古新聞やガムテープ、ティッシュやペーパーなど

時々寄付しています。

膝に乗せて可愛がっていたワンが貰われていくと

よかったね、と思いながら寂しい気持ちにもなります。

 

保護犬カフェにはカフェの卒業犬を連れて遊びに来る人や

家では飼えないけれどと定期的に通う常連さんもいます。

私も今では常連さんとスタッフから呼ばれています。

名前も知らないし、次いつ来るのかもわからない人と

時々顔を合わせます。

一言二言言葉を交わしたりするのも楽しいです。

 

保護犬たちは劣悪な環境でいた犬たちもいるし

人間不信な犬もいます。

たまに、怯えた目で見つめられてゾッとすることもあります。

 

でも今日も抱っこさせて貰って

犬の体温が暖かくて、

たまに手をペロペロと舐めてくれる犬がいたりして

そんな時、涙が出そうになります。

ありがとうって思います。