雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

陽の当たらない家

少し前にずっと気になっていた

サンキャッチャーなるものを買った。

 

窓際に吊るすと部屋一面にプリズムが。

蛍光灯の光でも光る。

 

・・・と実物を見せてもらって買った。

 

さて我が家に帰り

どこに吊るすか考えた。

適当な場所がない。

いい場所があっても吊るすのに適したところがない。

たとえそこに吊るしても殆ど入らない部屋。

もしくは頭に当たりそうで邪魔になる。

 

太陽の光は諦めて

蛍光灯でキラキラを期待しよう。

リビングでもなかなかしっくりくる場所がない。

 

よくよく考えたら、

我が家の間取りは

普段人が入らない仏間や客間は日当たりがよく

リビングや台所は薄暗く

昼間でも電気をつけなくては居られない。

気温も一番寒く、

リビングにいて寒いからとその感覚の服で出かけると

外は暖かくて暑い。

 

まだ舅姑と二世帯同居していたときは

生活場所が2階だった。

2階は日当たりが良すぎ

暑くてたまらなかった。

 

サンキャッチャーはなかなか威力を発揮できないまま

所在なげにとりあえず台所に。

プリズムどころか、光もしない。

我が家は日が当たらないってことか。

これからも薄暗い日陰の人生を歩むんだな。

サンキャッチャーに一筋でも光を見る日はやってくるのか。

 

 

従兄弟の死

昨日書いた消防車と救急車の記事の結末は

あー、よかった。という結末だった。

 

https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2021/04/05/090418

 

それで思い出すのは

昨年年末のこと。

母から電話があり、

いつものように結論がよくわからない一方的な話をきいていた。

年賀状を母方の親戚に出すな、と言い出したかと思うと

従兄弟が亡くなったから、

とかなんとかもののついでに言われ、

そそくさと電話を切った。

 

別の従兄弟が急死したときも

両親は何故か私と妹に教えてくれず。

のちのち、従兄弟で集まった際には

いちいち言い訳をした。

 

そういえば従兄弟が集まる従兄弟会の案内も

母は教えてくれず、勝手に断っていた。

 

ようやく従兄弟に直接会った時に

私と妹だけが何も知らず

それというのも母が全てシャットアウトしているからだとわかった。

 

従兄弟たちとはラインの交換ができて

連絡できるようになった。

 

話を戻すと、

従兄弟が死んだからともののついでに言われ、

また教えてくれなかったんだ、と気分悪くしていた。

 

のちに他の従兄弟によく聞いてみたら

亡くなった従兄弟は元々心臓が弱く一人暮らし。

 

元々、まめな方ではないので

携帯もガラケーのまま。

電話をしても留守電にもしておらず

出かけていたりして電話がつながらないこともよくあったらしい。

それが1か月経っても連絡がつかず、

心配して様子を見に行ったらしい。

いよいよおかしいとなり、警察にはいってもらったら

死後1か月、心臓麻痺だったらしい。

 

こんなご時世だし、

孤独死でもあったし、

既に定年退職していたのでお葬式もしなかったらしい。

 

亡くなる一年前の従兄弟会には出席していた。

昔からの温厚な人柄で

温和な笑顔で一緒に食事した。

 

先日の近所の消防車と救急車の話は

従兄弟のことを思い出す。

 

 

消防車と救急車Σ(゚д゚lll)

先日のこと。

娘を駅まで送って行く時に

近所のたばこ屋さんを通りかかったら

消防車と救急車がきていた。

ジャッキのような工具を持つ救急隊の人。

近くで携帯で話している人。

 

あれ?なんかあったのかなあ?

 

たばこ屋さんにはおばあさんがひとりで住んでいる。

ご主人のおじいさんは既に亡くなった。

私より10歳かくらい若い娘さんがいて

昔はよく小さい子供を連れて帰ってきていたのを見たが。

 

たばこ屋のおばあさんに何かあったのか?

 

とりあえず娘を駅まで送り

戻ってきたら

消防車も救急車いなくなっていて

たばこ屋さんのシャッターは閉まっていた。

 

気になりつつも聞きにもいけず。

 

うちの近所は高齢化過疎化がすすみ、

自治会も代替わりや高齢を機に抜けるところも増えた。

15年くらい前に組長をした時は12軒あったが

5年前に組長をしたら7軒になっていて、

今では組長はできないが入っているという2軒と

あと3軒だけだ。

今年の組長は任期満了の年末に抜けるという。

 

おまけにうちの辺りは町会の境界線で

隣や向かいは別の町名になり町会も違う。

 

車に乗って外出すれば

近所だといっても顔も合わせず、ということもある。

お向かいは町会もちがうが、

知らないうちに気付くと空き家になっていた。

 

たばこ屋のおばあさん、

気になりつつわからないままだったが、

数日前に娘がバスで出かける時に通ったら

たばこ屋の店先で座って店番していた、と。

 

そして。

今朝ゴミを捨てにいくときに

たばこ屋のおばあさん本人にばったり出くわした。

お互い、ゴミを捨てにきた早朝、

マスクもしていなかったので

いつもなら歩く会釈してそそくさ家に入るが

思い切って聞いてみた。

 

おばあさん、両足とも人口股関節を入れているそうで。

その日も粗大ゴミを出そうとしたら玄関先で転び。

痛くて動けなくて。

たばこ屋の前の自販機に買いに来た人の気配をかんじ

大声で助けを求めたのだとか。

 

あの日、携帯で電話していた人が

その助けてくれた人だったようだ。

 

救急車が来たものの動けなくて、

たばこ屋さんのシャッターをこじ開けて助け出すのに

消防車でレスキューが来ていたらしい。

 

病院に運ばれたものの、

人口股関節脱臼だったので

キュキュっと脱臼を治してくれたらおしまい。

はい、帰って、と入院することもなく

タクシーで帰ってきたらしい。

 

本当によかった。

 

一人暮らしって、やっぱり怖いなあ。

 

 

メルカリ

娘の衣替えをした。

あれよあれよとアラサーになった娘。

本人、気にしているので言わないが

少々大人びた(肉付きが良くなった)体型になり

可愛すぎるデザインはもとより

膝上丈だとムチムチといやらしくなる。

衣替えで処分しなかったものでも

いざ着てみたら、残念・・・ということも。

断捨離対象にならなかったのだから

まだまだ綺麗なので

メルカリに出品する。

儲けようとは思わないので

送料や手数料を引いて赤字にならなければ、

という値段をつけることもあり、

大抵数時間、数分で売れることもある。

ハイブランドでなくても

ブランドがわかるものは人気がある。

昨日も瞬殺、出品したと思ったら

メルカリから通知が来て

あれ?と思ったら

売れていた。

次の人が可愛く着てくれたらいいね。

 

 

姑の親戚から筍をいただきました。

ちょっと留守をしている間に

玄関先に置いてありました。

 

姑も姑の妹も既に亡くなり、

それでもわざわざ筍を持ってきてくださることに

感謝することはあれど

文句を言ってはバチが当たります。

わかっています。

でも言わせてください。

 

モラ夫の一族は

ミカン山がある親戚や

桃畑がある親戚、

筍が生える山がある親戚、

もちろん米農家や花農家の親戚もあります。

姑が亡くなり、随分付き合いはなくなってきました。

 

以前からとにかくへんなんです。

まだ結婚して浅い頃、

姑が私の実家に送りたいからと

桃やみかんを親戚に頼むことがありました。

それで直接実家に持っていってくれたり

うちに届けてくれて私が持って行くのですが

いつもB品並みなのです。

姑はお金を払わず貰ってくるのかというと

そうではなく、

何やら封筒にお金を入れて渡しています。

多分姑のことだからかなり色をつけて渡しているはずです。

 

一箱はうちに、

もう一箱を実家に、と

実家には箱にのしをつけてあるのです。

 

箱だけ見たら贈答用の一級品かと思うのですが

実家から実物をみせてもらうと

不揃いはもちろんのこと、

萎びていたり

みかんはカビていたり、

桃も傷ついています。

 

うちには「不揃いよ」とくださるのですが

そっちの方が余程良いものです。

たしかに不揃いですが、美味しいものです。

 

かと言って、実家にはこんな酷いものが、

と姑にも言えず

実家はいつもただお礼だけを言っていました。

 

最初はうちにもらった不揃いと

実家の分を、入れ間違えたのか?

あるいは、のしをかけ間違えたのか?

と思ったのですが

毎回毎回そうなので

これはもうわかってそうしているのだな、と。

 

今日の筍も5本皮付きのままでした。

もちろん、筍は皮を剥いたら呆気ないもの。

5本頂いても、如何程もありません。

しかし、我が家は農家ではないのを知りつつ

米糠もいれておいてはくれないし、

夕食の米の研ぎ汁と少しのお米を入れて下茹でしましたが。

もう少し早く掘れば良いのだろうけれど、

かなり硬くなっていました。

一番大きなものは竹になってきていて

硬くて皮も剥けず

包丁も入りませんでした。

 

残りはなんとか若竹汁に。

 

頂いたのとほぼ変わらないカサのゴミが出ただけでした。

 

こんな文句を言ってはいけませんね。

どんどん自分が嫌な顔になってきます。

 

 

桜、舞い散る

先日、モラ夫のスーツのクリーニングで

色々あったが

 

コチラ→https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2021/03/31/060932

 

昔、特に息子の制服(すぐ汚れるズボン)を

しょっちゅう出していたクリーニング店に出した。

毎日朝持っていき、

夕方6時過ぎに取りに行く。

そんな生活を3日間続け

無事スーツ3着のクリーニングが終わった。

また来月。

 

やっぱり年中無休、朝出し夕方仕上げは

便利なこと。

 

クリーニング店まで車で10分。

桜並木の道を通る。

3日間で満開だった桜を堪能。

朝は朝の桜。

夕方は夜桜。

3日目の夜桜は

雪か?と思うほど

桜吹雪が舞い散っていた。

歩道はピンクに。

ちらほら緑色も見え始め

抹茶桜ラテのような。

 

桜も終わるなぁ。

私の存在

昨日、やっとこさワクチンが届き

打ったモラ夫。

医療従事者なので早いのだ。

モラ夫の勤務先は公的ではないので

なんとかすれば私や娘もついでに接種できないことはない。

私自身、迷っていたから積極的に頼みはしなかったが

娘は若いから要らないだろう、

私は・・・

 

子どもたちも成人したし

お前が死んでも誰も困らんし

 

らしい。

 

娘は

 

そんなこない!

 

と言ってくれたが

たしかに私が死んだら

モラ夫は不便ではあるだろうが

困りはしないのはたしかだ。

 

Over80の両親にワクチンの話をした時に

モラ夫がそう言った、と笑い話に話した。

両親は激怒した。

激怒した理由は、

 

モラ夫は自分の親の世話をさせ終わったから

(舅姑は既に亡くなった)

雛子はこれから我々(私の両親)の世話んしなきゃいけないのに

困るだろう

雛子がいなくなったらモラ夫なんか知らん顔するに違いないし

雛子がいても自分の親じゃないと知らん顔じゃないか

 

と。

 

私ってなんなん?